春の不定愁訴
- たちあい整骨院
- 3月25日
- 読了時間: 2分
更新日:5月14日
春は不定愁訴が多い季節です。
※不定愁訴=検査などでは異常がないにも関わらず、出る症状。「頭痛・だるい・重い」など
冬の寒さが和らぎ、暖かい日が増え、頭がボーッとしてしまう時期でもあります。
身体がどのように変化をするかというと、水分の代謝がコントロールしにくい状況になっていることが考えられます。
冬は乾燥している為、思っている以上に水分を失っています。そんな状況から一転し、暖かい陽気になり、汗を少しかくようになり、さらに水分を失ってしまいます。『水分を失うと身体はむくんでしまう』と言うと、多くの方から『逆だと思っていた』と反応が返ってきます。
身体の水分が失われると、今ある水分をこれ以上出さないように、脳から腎臓に指令がいき水分を蓄えようとする作用が働きます。その水分をどこに蓄えているかというと、細胞の一つ一つです。細胞に水分が多く蓄えられる為、各部位の体積が大きくなったように見えたり、靴が窮屈に感じたりという結果になります。
春の不定愁訴で相談が多い症状は以下の通りです。
頭痛
めまい・耳鳴り
身体がだるい
頭がスッキリしない
この症状を訴える方の共通点は頭のむくみです。まさに水分代謝がうまくいっていないという状態です。頭のむくみは頭の筋肉を動きやすくすると自然と解消されます。
頭の筋肉が固まっている方も非常に多く、首の痛みがある方、顎の痛みがある方も頭からほぐすと非常に効果的です。
『頭が硬い』と表現すると『骨だから硬いものだと思っていた』言われることも多いのですが、頭の骨の表面には首を動かすときに引っ張られる筋膜があり、首の可動域に深く関係しています。また側頭部には噛む動作の時に関係している筋肉があり、ここが固まっていると『顎の痛み』だけではなく『めまい・耳鳴り』の症状が出やすい状態になってしまいます。
以上のような不定愁訴にお悩みの方は、まずは水分補給をしっかりとし、それでも治らない症状があり、病院に行っても『原因不明』と言われた場合には是非、当院にご相談ください。
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